ロリコンなら絶対見て損はないアニメです。内弟子という設定のおかげで主人公が9歳の女の子と同居することに違和感もなく、ごく自然に小学生のハーレムが形成されていきます。
ときどき主人公が作中でロリコン扱いされていますが、何しろ竜王なのですから、それくらいの悪事は許されて然るべきでしょう。(ドラクエ脳)
さて、私はアニメから入って漫画から原作へと進んだため、それらを踏まえたうえでアニメをお勧めしたいと思います。
アニメの長所から見ていくと、まずはなんと言っても対局の棋譜が存在すること。
原作では描かれていない対局の棋譜がアニメだと描かれており、局面がわかりやすくなっています。
それから、女の子達の可愛さが抜群に引き立っていること。これはやはり動きがあることと、音声があることは大きいですね。ヒロインの触角がぴょこぴょこ動くのは、何度見ても愛らしく思います。
それから、これは半分欠点でもあるのですが、尺の都合上色々と削られていて、その分テンポが良くなっています。そして、削られずに残っているのは主に幼女とのシーン絡み。この点は間違いなく「ロリコン御用達」ですね。
一方、削られたシーンが対局シーン丸ごと一局だったり、巨乳の高校生のエピソードだったりと色々すがすがしいのはご愛敬。
ただ、最大の欠点が一つあって、終盤主人公が対局に負けたことを八つ当たりするシーンがあり、その理由が概ねカットされてしまっていることです。
アニメだけ見ると主人公のメンタルの弱さが目立つので、これを理由にマイナス2点として、8点をつけさせていただきます。
なお、これは原作でしっかりと理由付けがされておりますので、「アニメでハマったけど終盤がちょっとな……」と思った方は原作の方も読んでほしいと思います。
そして、アニメ、漫画、原作いずれもしっかりと描かれていたのが25歳のヒロイン「清滝桂香」のエピソード。
この作品でおそらく最も熱く激しい部分でしょう。他のアニメならBBA扱いされてもおかしくない年齢でありながら、この物語に触れた方の多くは彼女を真のヒロインと思うのではないでしょうか。
「ロリコン御用達アニメ」でありながら「ロリコンの特効薬」とも呼べるこのアニメ。
終盤の主人公の八つ当たりを除けば、終始色々な意味でぎりぎりの熱い展開が続くアニメですので、文句なくお勧めのアニメです。興味ある方はまずアニメから入って、それから漫画や原作のライトノベルに、そして現実の将棋にハマっていってください。